前回投稿の続きです。。。

一枚板の醍醐味のひとつ、木の大きさが分かる事と木の表面に現れてくる木目・杢でもあります。

木肌(耳部分)の仕上げ、木の表面の研磨具合など作り手の腕の見せ所です!

長い年月を過ごした木の表面は平らに見えますが、動いていて反ったり膨らんだりしてる箇所があるのです。。

木の表面をカンナ掛けをして不陸を取りながら平らに削って行きます。

黒かった木の表面は次第に木・本来の色が見えてきます。

薄っすらとですが、木の表面には波模様の様な杢が見えてきましたね。

〜こちらの場所には、泡のような杢が見えてきてます!

この様な木目が現れる一枚板は、とても希少価値も高く珍しいことなのです。木の成長過程で、何かあったのでしょう。長く少しづつしか大きくならない樹種も多く一枚板で使う事ができるまでには幾月を過ごしたのかと思います。

御依頼をカタチにする!

どこで板をカットしてどの様に組み立て行くのか⁉︎って事も作り手によってセンスを問われます。依頼された方のイメージを受け取って、しっかり作り込みます!

一枚板をカットしたら、イメージをカタチしていきます。使うパーツがどうしたら使い勝手良く、カッコイイ、などを考えて整形(板の形を整えていく)していきます。

木取り(一枚板の中でどの様にパーツを切って行くのか)を進めてカタチにして行きます。。。

さて、今回はここまでです。次回(第3回)も少々お待たせしますが、宜しくお願いします!